俳句
俳句は楽しみながら上達する短詩です。まずは作ってみることです。そして他の人の作品を鑑賞し、さらには主宰や編集長の句評も参考にしましょう。
毎月発行される俳誌『田鶴』では、「雑詠」については「雑詠句評」、「秀峯集」については「秀峯集句評」というコーナーがそれぞれ設けられており、主宰と編集長が句評を行っています。俳句創作の「目のつけどころ」や「表現方法」などを学ぶための参考となります。
『田鶴』には、「雑詠」(5句)、「秀峯集」(3句)、「題詠句」(2句)、「メール俳句会」(3句)の投句欄があります。投句するのは何句でもかまいません。楽しみながら、まず1句から初めてください。
また、『田鶴』には、毎号、ホトトギス名誉主宰の稲畑汀子先生の直筆の色紙が掲載されます。
水田むつみ主宰の父である桑田青虎(くわたせいこ)は、高濱虚子の跡を継いだ高濱年尾の膝下で盟友・松尾緑富と研鑽に励み、両名は高濱年尾の信頼に応えて句作に精進し、献身的にホトトギスの活動に尽力しました。そして、昭和44年に発足した「周防ホトトギス会」の機関誌『周防』の投句選者を両名が担当いたしました。
昭和46年には、同誌が『田鶴』と改題され、昭和54年には桑田青虎が発行人及び選者を引継ぐとともに、発行所を姫路市に移して「田鶴」主宰を務めることとなりました。桑田青虎は真摯な姿勢での実作を通して高濱虚子・高濱年尾・稲畑汀子三代の育んだ「花鳥諷詠」の道を誠実に実践し推奨いたしました。平成11年、主宰は桑田青虎の長女・水田むつみが引き継ぎ、今日に至っています。
水田むつみは、桑田青虎の歩んだ伝統俳句を遵守する道を受け継ぎ、稲畑汀子師の説かれる「見るから観るへ」を基本姿勢として、客観写生による繊細な抒情句を詠んでいます。
『田鶴』は、令和元年12月号で創刊600号を迎えました。
2021/10/29(金) | 令和3年度大阪俳人クラブ吟行俳句大会のご案内 日時:令和3年10月29日(金曜日) 受付:10時~12時 開会:13時 会費:千円(会員以外の方の参加もできます。) 場所:天王寺区民センター・ホール 大阪市天王寺区生玉寺町7-57 大阪メトロ谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅下車 講演:13時20分より 天王寺七坂を歩く ナビゲータ 潮 佳澄氏 吟行地:天王寺七坂、四天王寺、茶臼山他 出句:当季雑詠 二句(投句締め切り 正午) 選者:朝妻 力、宇多喜代子、佐久間慧子、鈴鹿呂仁、的場秀恭 水田むつみ、山尾玉藻、山下美典、山田佳乃 入選句発表・講評 14時45分 閉会:16時 |
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2021/5/30 | 日本伝統俳句協会 関西支部大会(令和3年5月30日開催)の入選句 https://drive.google.com/file/d/1U1RlZxPiQtEHdxGYC8j-EntFTipyfkly/view |
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2021/5/1 | 第32回日本伝統俳句協会賞 協会賞 「水の賦」 田中黎子 協会賞佳作第一席 「祈る日日」 水田むつみ 協会賞佳作第四席 「誰も・・・」 大西としみ 「花鳥諷詠」(令和3年3月号) |
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2021/3/19 |
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2020/10/28 | ホームページを公開しました。素人の手作りですので、お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとたすかります。少しずつホームページを充実させてゆきたいと思っております。 |
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〒665-0014 兵庫県宝塚市青葉台2-14-7
昭和51年(1976年) | 俳句結社「田鶴」創立 |
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平成11年(2003年)2月 | 水田むつみ 主宰に就任 |
令和元年(2019年)12月 | 俳誌「田鶴」通巻600号 |