俳句

主宰 水田むつみ

ご挨拶

田鶴は「たづ」と読みます。

『ホトトギス』の俳句こそ俳句の本道であるとの考えで、月刊俳句誌『田鶴』を発行し、主に阪神間で句会(俳句教室)を開催しています。

初心者の方もベテランの方もぜひご参加ください。俳句は皆さんと一緒に楽しみ磨きあう文芸です。楽しく作って向上を目指しましょう。

ある句会の風景

田鶴とは

伝統あるホトトギス系俳句会

正岡子規、高濱虚子といった人々が俳句誌『ホトトギス』を主な舞台として確立した「花鳥諷詠」つまり自然とその一部である人間を詠む伝統俳句を大切にしています。自然に話しかけるように、訪れた土地や人々に語りかけ、挨拶するように、思いを素直に詠みます。

田鶴では「平明にして余韻のある俳句」つまり分かりやすくて味わいの深い俳句を大切にしています。

初心者でも参加しやすい俳句会です。田鶴句会の扉は、参加希望の方にいつも開かれています。このホームページの「句会情報」をご覧になり、お気軽にお問い合わせください。

 

俳句を楽しむ句会と俳誌

俳句は楽しみながら上達する短詩です。まずは作ってみることです。そして他の人の作品を鑑賞し、さらには主宰や編集長の句評も参考にしましょう。

毎月発行される俳誌『田鶴』では、「雑詠」については「雑詠句評」、「秀峯集」については「秀峯集句評」というコーナーがそれぞれ設けられており、主宰と編集長が句評を行っています。俳句創作の「目のつけどころ」や「表現方法」などを学ぶための参考となります。

『田鶴』には、「雑詠」(5句)、「秀峯集」(3句)、「題詠句」(2句)、「メール俳句会」(3句)の投句欄があります。投句するのは何句でもかまいません。楽しみながら、まず1句から初めてください。

また、『田鶴』には、毎号、ホトトギス名誉主宰の稲畑汀子先生の直筆の色紙が掲載されます。

田鶴の歴史と沿革

水田むつみ主宰の父である桑田青虎(くわたせいこ)は、高濱虚子の跡を継いだ高濱年尾の膝下で盟友・松尾緑富と研鑽に励み、両名は高濱年尾の信頼に応えて句作に精進し、献身的にホトトギスの活動に尽力しました。そして、昭和44年に発足した「周防ホトトギス会」の機関誌『周防』の投句選者を両名が担当いたしました。

昭和46年には、同誌が『田鶴』と改題され、昭和54年には桑田青虎が発行人及び選者を引継ぐとともに、発行所を姫路市に移して「田鶴」主宰を務めることとなりました。桑田青虎は真摯な姿勢での実作を通して高濱虚子・高濱年尾・稲畑汀子三代の育んだ「花鳥諷詠」の道を誠実に実践し推奨いたしました。平成11年、主宰は桑田青虎の長女・水田むつみが引き継ぎ、今日に至っています。

水田むつみは、桑田青虎の歩んだ伝統俳句を遵守する道を受け継ぎ、稲畑汀子師の説かれる「見るから観るへ」を基本姿勢として、客観写生による繊細な抒情句を詠んでいます。

『田鶴』は、令和元年12月号で創刊600号を迎えました。

 

INFORMATION

2021/10/29(金)
令和3年度大阪俳人クラブ吟行俳句大会のご案内
日時:令和3年10月29日(金曜日)
受付:10時~12時
開会:13時
会費:千円(会員以外の方の参加もできます。)
場所:天王寺区民センター・ホール
   大阪市天王寺区生玉寺町7-57
   大阪メトロ谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅下車
講演:13時20分より
   天王寺七坂を歩く
   ナビゲータ  潮 佳澄氏
吟行地:天王寺七坂、四天王寺、茶臼山他
出句:当季雑詠 二句(投句締め切り 正午)
選者:朝妻 力、宇多喜代子、佐久間慧子、鈴鹿呂仁、的場秀恭
   水田むつみ、山尾玉藻、山下美典、山田佳乃
入選句発表・講評  14時45分
閉会:16時
2021/5/30
日本伝統俳句協会
 関西支部大会(令和3年5月30日開催)の入選句
 https://drive.google.com/file/d/1U1RlZxPiQtEHdxGYC8j-EntFTipyfkly/view
2021/5/1
第32回日本伝統俳句協会賞
 協会賞      「水の賦」   田中黎子 
 協会賞佳作第一席 「祈る日日」  水田むつみ
 協会賞佳作第四席 「誰も・・・」 大西としみ
  「花鳥諷詠」(令和3年3月号)
2021/3/19
日本伝統俳句協会
 関西支部大会(令和3年5月30日開催)のお知らせ
 https://sites.google.com/view/dentou-kansai
 
2020/10/28
ホームページを公開しました。素人の手作りですので、お気づきの点がありましたら、ご教示いただけるとたすかります。少しずつホームページを充実させてゆきたいと思っております。

『田鶴』発行所

〒665-0014 兵庫県宝塚市青葉台2-14-7

昭和51年(1976年) 俳句結社「田鶴」創立
平成11年(2003年)2月  水田むつみ 主宰に就任
令和元年(2019年)12月 俳誌「田鶴」通巻600号
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